ドローダウン

投資用語集 · リスクと統計

価格またはポートフォリオが、過去の最高値からその後の安値まで下落した割合。

定義

ドローダウンは、投資対象が過去の最高値からどれだけ下落したかを示します。最大ドローダウンは、ある期間における、高値から安値までの最大の下落幅で、その投資を持ち続けることがどれほど辛いものだったかを最もよく表す数字です。

ドローダウンは非対称です。50%下落すると、元の水準に戻るには100%の上昇が必要です。小さくなった元本から登るからです。大きな損失を避けることが思った以上に重要なのはこのためで、同じ平均リターンでも、たどった道のりによってまったく違う体験になります。

公式

ドローダウン = 株価 ÷ 直前の高値 − 1

ピークは、測定する時点より前に到達した最高値。回復に必要な上昇率は 1 ÷ (1 − ドローダウン) − 1。

計算例

ATLASの最新データ(2026年10月26日時点)

過去1年間の週次終値で見ると、Tesla(TSLA)の最大ドローダウンは35%で、2025年12月19日の高値から2026年7月31日の安値まで下落しました。現在は、この1年の週次終値の最高値より19%低い水準です。35%の下落から以前の高値に戻るには、55%の上昇が必要です。

必要な上昇率は常に下落率より大きく、ドローダウンが深いほど、その差は急速に広がります。

ATLASでの活用方法

ドローダウンはATLASのリスク画面の一部で、回復確率機能はこれを、一定期間内に以前の水準へ戻る確率に変換します。

ATLASの関連機能:回復確率 →ATLASのツール一覧 →

実在の銘柄で確認する

上の例では次の企業を使っています。各企業のページで詳しい数値をご覧ください。

よくある質問

最大ドローダウンとは何ですか?

選んだ期間における、高値から安値までの最大の下落幅です。高値で買った投資家が経験した、最悪の状況を表す指標です。

損失から回復するのに、なぜより大きな上昇が必要なのですか?

上昇率が、小さくなった元本に対して適用されるからです。20%下落した後は25%、50%下落した後は100%の上昇が必要です。

関連用語

この考え方を、ご自身の銘柄で試してみましょう

ATLASで企業ページを開くと、適正株価、上昇確率、リスク指標を並べて確認できます。

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